2013年7月13日土曜日

車の燃費がちょっとよくなるかもしれない豆知識

 ご存知の方もいると思いますが、車のエアコンは冷房機能しかありません。エアコンのスイッチを入れないと温度設定をいくら下げても冷房はされません。では暖房はどうしているのかというと、エンジンの熱を利用しています。暖房機がエアコンと別についているわけではありません。(電気自動車や燃料電池車はエンジンがないのでヒーターが必要になります。)

 エンジンの冷却水からの熱を取り込んで車内を暖めるわけですが、エンジンをかけてすぐはエンジンが温まっていないため暖房をつけても冷たい風しか出てきません。従って、寒い日はエンジンが温まるまでは暖房をつけない方がいいです。

 ここからが豆知識ですが、温度設定を高くしておくと暖房スイッチを入れなくてもエンジンの熱が取り込まれます。この状態でスイッチを入れるとファンが回って温風が出てきますが、外気取り込みモードにしておくと走行風が入ってきますのでファンを回さなくても温風がでてきます。というわけでファンを回す分のエネルギーが節約できます。

今の時期に書く話ではないです。